「侵攻コラム」の意味【私説・論説室から】<東京新聞 2014年3月>
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「侵攻コラム」の意味【私説・論説室から】
2014年3月19日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2014031902000130.html
▼全文転載
「クリミア侵攻の意味」と題して書いた私のコラム(三月十二日付)について、読者から多くのご意見をいただいた。
本文中でも断ったように、この欄は私説であって社説ではない。にもかかわらず「社説と真逆で許されない」という声があった。
だが、社説と違う意見を私説で展開するのはおかしくないし、コラム本来の趣旨でもある。もしも論説委員が社説とは異なる意見を公表できないようだったら、全体主義と紙一重だろう。東京新聞には言論の自由がある証拠と受け止めていただきたい。
「新聞を読んで」(十六日付)という外部執筆者のコラムでは「(私の)論法は政府与党が喧伝(けんでん)するそのまんま」という批評もあった。だ が、私と同じロジックで今回の侵攻を解説した政府与党関係者の発言は寡聞にして知らない。私の意見は完全に私のオリジナルである。もしも政府与党関係者が 国連の無力化や中国への伝染効果を公に語っていたら、それはそれで大変だろう。
ちなみに、同じ趣旨は『現代ビジネス』というインターネット・サイトで六日以降に公開した私の署名コラムでも詳しく展開している。そちらもご参考に。 (長谷川幸洋)
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