「北の山・じろう」時事問題などの日記

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天皇家が語った「憲法」【私説・論説室から】<東京新聞 2014年3月>

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天皇家が語った「憲法」【私説・論説室から】
2014年3月10日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2014031002000158.html

▼全文転載

 「今日の日本は戦後、日本国憲法を基礎として築き上げられ、平和と繁栄を享受しております」-。皇太子さまが五十四歳の誕生日を迎えられた際に語った言葉だ。

 「今後とも憲法を順守する立場に立って、(中略)事に当たっていくことが大切だと考えています」とも…。天皇は国事行為のみを行うとする憲法規定についての文脈だった。

 天皇陛下も昨年十二月に、八十歳になられた際に「今後とも憲法を順守する立場に立って、事に当たっていくつもりです」と話された。これは五輪招致活動で、皇室と政治の関わりが論議になったことへの文脈だった。さらに次のようにも述べた。

 「占領下にあった日本は、平和と民主主義を守るべき大切なものとして、日本国憲法をつくり、さまざまな改革を行って、今日の日本を築きました」

 皇后さまも誕生日に「憲法」を語られている。明治初期の「五日市憲法」のことだ。「世界でも珍しい文化遺産ではないかと思います」と感銘の気持ちを明かした。基本的人権や数々の自由など国民の権利保障を重視した、民衆がまとめた憲法案のことである。

 天皇陛下が政治について語ることはできない。さまざまな制約下において、「平和と民主主義を守るべき大切なもの」と表現した「お言葉」の中に、貴重な思いが潜んでいるように私には感じられる。 (桐山桂一)

 

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