「北の山・じろう」時事問題などの日記

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原発事故のセシウムは今でも地表面5cmに居座っている!<週プレNEWS>

※学者の解説と現実が違うことは、時々あります。

一般の方には、余り関係がありませんが土壌の性質により、農作物への放射能の移行係数が違います。粘土質の土壌は、放射能を取り込む力が強いため農 作物への移行係数は少なくなります。ところが砂の多い土壌(水はけの良い土壌)では、放射能を取り込む力が弱いために農作物への移行係数が高くなります。 これは、チェルノブイリ原発事故後に判明したことです。

 

その経緯は、「低線量の地域なのに健康被害の度合いが多い。どうしてか??」

調べた結果、その地域は砂の多い土壌(水はけの良い土壌)であったため農作物へ放射能が多く移行していることが分かったのです。農作物を通じて人間の体内に取り込まれる放射性物質が多かったので、結果として健康被害の起こる度合いが、空間放射線量と一致しなかったのです。

 

空間放射線量の低下が、安全の度合いとは必ずしも一致しない一つの例です。

空間放射線量の低下しても、土壌(水面下も含めて)の放射能汚染は同じだと言うことを知るべきでしょう。そして、危険な核種であるストロンチウムプルトニウムは空間放射線量としては計測できません。直接ベクレル形式で調べて見ないと存在の有無さえ分かりません。地表面に眠っているのは、セシウムだ けではありません。すべての核種が眠っているのです。そして、危険な核種であるストロンチウムプルトニウムなどは、重い核種であるため原発に近いほど存 在する量が多くなります。福島原発の汚染水にストロンチウムが大量に含まれている理由です。そして、それは地下水を汚染し海へと流れ出します。

 

また陸上でも、水の流れるところには放射性物質が濃縮される場所があります。川魚に汚染が見られる理由です。

 

 

週プレNEWS

原発事故のセシウムは今でも地表面5cmに居座っている!
2014/03/17
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