「北の山・じろう」時事問題などの日記

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とうとう「学校疎開」の、申し立てが!!!    2011年06月25日 14時

とうとう「学校疎開」の、申し立てが!!!   2011年06月25日 14時



とうとう「学校疎開」の、申し立てが、福島地裁郡山支部に申し立てられました。
読売から記事引用・・・・・・・・・・
高放射線量の学校は疎開を…保護者が仮処分申請
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110624-OYT1T01049.htm

 東京電力福島第一原子力発電所事故で、福島県郡山市の保護者が24日、同市に対し、放射線量の高い地域では教育は行わず、学校単位で疎開するよう求める仮処分を福島地裁郡山支部に申し立てた。
 申し立てたのは、郡山市内の小中学校7校に通う児童・生徒14人の父母16人。

 申立書によると、県などが今月実施した調査で、県内の多くの子供が浴びる放射線量は、国際放射線防護委員会が年間の限度としている1ミリ・シーベルトを超えており、「現状のまま学校生活を送れば、がんなどの病気を発症する可能性があり、抜本的に改善した新たな環境を提供するしかない」と主張。放射線量が限度を超えた学校では教育を行わず、限度以下の学校に疎開させる措置をとるよう求めた。
 郡山市の原正夫市長は「内容を把握していないので、現段階ではコメントを控える」としている。
(2011年6月24日22時47分 読売新聞)・・・・・・・・・・・・(以上引用)

行政・政府の無策に、見切りを付け、とうとう父母(保護者)が行動を起こしました。
私は、もっと、速くこうすべきだと思いました。

政府・国家行政は、「棄民政策」を取っている、と断じざるを得ません。
都合の悪い情報は、出来るだけ「公開」せず、国民の安全を守ることをせず、人が住んではいけない地域に居住し続ける事を、強要する。
将来の健康被害が、予想出来るのに、こうしているのです。

日本国憲法に違反している事は、明らかです。
もっと、多くの福島県民が参加して、出来るだけ「大々的」に、やるべきでしょう。

浜岡原発廃炉訴訟(提訴予定)と言い、本来、政府又は国家官僚がやるべき事を、訴訟で「要求」しなければ、ならないとは、本当に情けない限りです。

私は、福島県が、地域・集落単位で集団移転を考えては、どうか??と思います。
と言うのは、我が故郷の北海道には、過疎化により人の住まなくなった土地が、沢山開いています。
このような土地に地域・集落単位で移住を考えるのが、現実的な解決策の一つかと思います。
当然、移住に掛かる費用と生活の自立のメドが付くまでの生活費などは、全部、国が負担する条件で。

福島県の「汚染」のヒドサを、考えるなら、政府・行政の対応を待っていれば、将来どうなるかは、目に見えています。生活でも、農作物・水産物の風評被害が無くなる事は、当面無いと思います。

それらを考えるなら、「国内移住」は、重要な選択肢である、と考えます。
座して将来の困難を待つより、新天地を求めるべきだ、と私は、思います。又、福島の皆さんに、そうお勧めします。