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東電4号機写真改ざん 独ニュースメディアが「バカげている」
2012年9月12日 22:00
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▼全文引用
塗りつぶし工作の理由は理解不能
東京電力がHP上に掲載した福島第一原発4号機の写真を加工していた件について、独ニュースメディア「taz」は東電の説明を「理解不能」と一蹴した。問題の写真は4号機西側壁面にある「何か」を塗りつぶし加工したもの。
画像URL
http://www.tax-hoken.com/files/325/45f9fffed4caa13ea85a88381cde04a2.jpg
独ニュースメディア
http://www.taz.de/Manipulierte-Fotos/!101022/
核物質防護上の観点?
写真が東電のサイトに掲載されたのは8月30日。あまりに下手くそな加工のため、ネット上などではすぐに「何を塗りつぶしたのか」と疑問視する声が上がった。
東電は今月4日になって、問題の写真を消去し、加工か所が入っていないものに差し替えた。加工の理由については、「核物質防護上の観点」とのみ説明したが、この言葉が何を意味するのかは不明のままだ。
独ニュースメディア「taz」はこの件を取り上げ、東電の説明について「バカげたもの」と断じた。
塗りつぶされたのは通路穴
塗りつぶされた壁面に何があったのか、過去の写真を参照すると明らかになってくる。もともとは外部につながるコンクリート製の通路がこの壁面から突き出る構造となっていたが、一連のがれき処理作業などの過程で、撤去されている。
現在は単に「穴」が空いているだけで、そこからどうやら東電にとって「見られたくないもの」がのぞけるようだ。
東電の説明通り、「核物質防護上の観点」から一般に公開できないものが映っているなら、通常の感覚であれば、モザイクをかけるか、黒塗りする。
写真を加工したことを公明正大に示すためである。壁の色で中途半端に塗りつぶせば「うしろめたいものがあるのでは」と疑われるのは必然だ。
さらに「核物質防護上の観点」などとあいまいな理由を加えるのは、疑念をあおる行為にほかならない。そういった常識が理解できないのだとしたら、東電はまさにその存在そのものがバカげている。
外部リンク
◆福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋の健全性確認のための定期点検結果(第2回目)について
http://photo.tepco.co.jp/
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