ネオニコチノイド系農薬 国産蜂蜜から検出<東京新聞 TOKYO WEB>
※放射能汚染問題は、主に福島第1原発事故後発生しました。
農薬問題は、昔からあります。
複合汚染 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E5%90%88%E6%B1%9A%E6%9F%93
有吉佐和子著・・・複合汚染
http://www3.ocn.ne.jp/~ariyoshi/sawako/reading/sawakob10.htm
※中国の農作物の様々な汚染が注目を浴びていますが、日本も農薬使用量では
日本の農薬使用量が、ようやく世界2位に - DTI
http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/child/pest/pesticide_usage_in_OECD%2010.htm
一部引用
2位にはなりましたが、OECD諸国平均(0.07トン/平方キロメートル)と比較すると、日本(1.16トン/平方キロメートル)はまだ約17倍も多量に使用しています。さらには農薬として分類されていないグリホサート製剤も道路沿いや線路・空き地の雑草駆除に使用されています。このため、日本の使用量は過小評価されている可能性があります。
※農薬、食品添加物、食品保存料などが、様々な健康被害の原因になっているかもしれません。どうぞ、ご注意ください。これに!放射能汚染が加わるのですから?
「トリプル以上の?複合汚染」です!!
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ネオニコチノイド系農薬 国産蜂蜜から検出
2013年8月19日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013081902000118.html
▼全文転載
日本など各国で広く使われ、ミツバチ減少との関連が指摘されているネオニコチノイド系農薬の一部が市販の国産蜂蜜中に残留していることが、河野公栄(まさひで)愛媛大農学部教授らの研究チームの分析で十八日、明らかになった。
人は蜂蜜を食べる量が少ないため健康に問題がない濃度とみられるが、ミツバチへの悪影響が否定できないレベルという。河野教授は「ミツバチが長期間にわたって蜂蜜を摂取した場合の影響について、詳細な検討が必要だ」と指摘している。
研究チームは市販十三種の蜂蜜で、ニテンピラムやアセタミプリドなど七種のネオニコチノイド系農薬の濃度を調査。アセタミプリドが全ての蜂蜜から 検出され、最高は一ミリリットル当たり五・九ナノグラム(ナノは十億分の一)だった。ニテンピラム、チアクロプリド、チアメトキサムも一部から検出され、 最高はチアクロプリドの同十六ナノグラムだった。
得られたデータを基に、ミツバチへの影響が特に大きいとされるチアメトキサムの生涯摂取量を試算すると、短期間に摂取した場合にミツバチの半分が 死ぬ量(半数致死量)の約二分の一に達するとの結果となった。すぐに死ぬことはないとしても、何らかの悪影響が懸念されるという。
◆影響調査が急務
山田敏郎・金沢大教授の話 ネオニコチノイド系農薬の残留基準値は、蜂蜜では定められていないため、国が決めた一律基準の〇・〇一ppmが適用さ れる。今回、検出された濃度はこの値の五分の一以下なので、国の基準から判断すれば、通常の摂取量では人間の健康には問題のないレベルだろう。だが、ミツ バチにとっては、かなり濃度が高いので影響が懸念される。詳しい汚染実態やミツバチへの影響の研究が急務だ。
<ネオニコチノイド系農薬> タバコに含まれるニコチンに似た物質を主要成分とする農薬の総称で、1990年代から殺虫剤などさまざまな用途で使わ れる。神経の働きを阻害して昆虫を殺す。各国で多発するミツバチの大量死や消滅との関連が指摘され、欧州連合(EU)の欧州委員会は5月、クロチアニジ ン、イミダクロプリド、チアメトキサムの3種の農薬を、12月から当面2年間使用禁止にすると決めた。農薬メーカー側は「科学的な結論が明確になっていな い中、多くの反対を顧みずに実施され行き過ぎだ」と反発している。
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