ウクライナ軍の反撃作戦に足りない武器<2023年6月
それは、航空戦力です。上空援護なしで反撃作戦を実行中です。当然、ロシア空軍機の地上攻撃を受けます。その分、進撃も遅れ被害も出ます。
ウクライナ軍、ロシアの航空攻撃と火砲に苦戦 前線で前進続けるも
2023.06.17 Sat posted at 10:25 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35205361.html
これに対し・・
「優先度高い」防空装備をウクライナへ供与 米英など4カ国
2023.06.16 Fri posted at 07:00 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35205304.html
【(CNN) 米国、英国、オランダ、デンマークの4カ国は15日、共同声明を発表し、「優先度の高い」防空装備をウクライナに供与すると明らかにした。数百の短・中距離防空ミサイルと関連システムが含まれるという。】
ウクライナ軍の歩兵の装備するのは、主にアメリカの供与した「FGM-148 ジャベリン」です。しかし、射程2000Mと極、接近した目的にしか使えません。これより射程の長い車載式の短距離ミサイルの供与を決めたのだろうと思います。都市防衛用ではなく戦場での地上部隊の防衛用です。これが前線に近い部隊に配備されれば、ロシア軍の攻撃機の迎撃が可能になります。近代的な戦闘機を持たないウクライナ軍が、ロシアの攻撃機に対処する唯一の手段です。