多少でも知識を得ると、???と思える記事(メデイア・ブログなど含めて)が、やたら目に付きます。
また、これまで信頼を置いていたサイトの管理人が、信じられないようなツイッターを発信していたりします。内容に一部ごまかしがあれば、そのツイートは当然信頼できません。管理するサイトまで、本当の事を書いていたのか??疑問が湧いてきます。
「放射能汚染のリスクは、全然ない!」とは考えない方が無難だと思います。
では、どの程度警戒(または注意)するべきなのか??
これは、まず住む地域により違います。
汚染の強い地域に住んでいれば、当然「内部被曝」を減らす努力をするべきでしょう。汚染の少ない地域であれば、やや警戒を緩めることも可能かもしれません。
汚染の無い地域では、汚染地域から入ってくる食品や製品に注意するべきでしょう。
放射能汚染は、「まだら模様」です。
福島第1原発に近いほど汚染が強い傾向はあります。
しかし、距離が絶対とは言えません。
東京でも東と西では、汚染具合が違います。
更に、ホットスポットと呼ばれる狭い地域(または地点)に汚染がある場合も有ります。風の流れと、ひどい放射能汚染の空気が通過した時、雨が降っていたかどうかで汚染は、全然違います。
このような一般的な知識を持った上で、個々人の住む地域の汚染レベルを知るべきでしょう。事後直後の空間放射線量は、大切です。時間が経過するとともに、空間放射線量は、一般的には低下傾向が見られることもあります。
ところが??土地自体の汚染は、雨などで放射性物質が流されない状態であれば、その後も継続します。つまり、「空間放射線量=土地の汚染レベル」は時間の経過とともに変化していきます。「空間放射線量が低下した=土地の汚染レベルも低下した」の関係が変化すると言う事です。
時間が経過するほど、汚染が堆積されるような場所もあります。
汚染が循環しているような場所もあります。
何を?言いたいか??
自分自身であるていど知識を持たないと、具体的に判断するのは難しいと言うことを言いたいのです。
なんでもかんでも、放射能汚染のせいにすれば、段々世間の信用は失われるでしょう。それが、一番心配です。
例えば、下記の記事タイトルがあります。
運動不足“危険な影” 運動能力の低下、肥満傾向
2014年11月30日 福島民友ニュース
http://www.minyu-net.com/news/news/1130/news1.html
あるブログが、コピー&ペーストの記事を書いていました。
タイトルは?
被爆で運動能力の低下、肥満傾向、福島の子ども著しく悪化(11/29 福島民友)
タイトルを書き換えて、いかにも放射能汚染が原因であるかのような印象を与えます。でも、このブログはマシな方で、記事の変更はしていません。つまり、自分のコメントは書いていません。読んだ人は、「福島民友ニュース」の記事を見て考えることになります。
もっと、ひどいサイトやブログは、原発推進と脱原発の両方にあります。
「捏造、でっち上げ、あおり、うわさ話」の世界です。
責任逃れのためか?
被曝の字を間違えたのか?ごまかしたのか??
被爆と表記しています。原爆に被爆したと言うのでしょうか?
放射線被曝は、特に関東や東北南部太平洋側に有っては、ほぼ避けられないと思います。完全な放射線防護をしていては、生活できないでしょう。放射能に汚染された環境の中で、どのように生活していくかの問題だと思います。ある程度の被曝は覚悟の上で、どの程度(または、どのように)被曝を回避する手段をとるか?の問題でしょう。
そのためには、自分自身で一般的なある程度の知識を持つことが不可欠だと思います。放射能汚染は、今後何十年も続きます。子供の代、孫の代。ここまで考えるなら親がまず、知識を持ちそれを子供や孫に伝えていく必要があります。それを出来た家族は多分、将来も継続するでしょう。
「生命の固体は遺伝子を運ぶ船である」
このような例えがあります。
これは、放射能汚染だけの問題ではありません。
全部、トータルした中の一つが、放射能環境汚染です。
他の健康被害のリスクを見逃してしまえば??
結果として、大差ないか??
または、「他の健康被害のリスクを見逃した」健康への悪影響の方が大きくなる可能性が大きいと思います。
※ご参考
放射線被曝(放射能)による人体への健康被害があるのか??その最大のものは何??
http://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2014/11/23/125037
※私は、自分自身で以前書いた記事を読み返して大きな疑問を持ちました。
年間の「突然死」の死亡者数の推計数字です。
2011年月間「宝島」の記事がこれを取り上げていました。
年間推計ですので、当然福島第1原発事故前の推計数字です。
日本循環器学界の推計数字であると、記事には書かれていました。
その数字が、年間約5万人です。
年々「突然死」する年齢層が若年化しつつあることが危惧されていました。
もっと、分かりやすく言うと「ひどくなりつつある」と言う事でしょうネ?
理由として考えられていたのは
「生活習慣と食事内容」です。
年間約5万人に20年をかけると?
たったの、「100万人!」です。
これには、原発事故は無関係です。
全然、脅威ではないのでしょうネ?
そういえば、随分長い間、年間自殺者数が3万人を超えていました。
両方、合わせると?
たった、年間約「8万人」にしかすぎません?
これに20年をかけると?
あらま?
たった、約「160万人」です。
これも?全然、脅威ではないのでしょうね??
ここに少々、人数が増えたところで??
何か?問題がありますか??
米豪産牛肉に発がん性か 残留ホルモン剤が原因 日豪EPA批准で来年から輸入急増
http://biz-journal.jp/2014/11/post_7514.html
2014.11.30
文=小倉正行/国会議員政策秘書、ライター
がんや脳腫瘍も~インスタント食品は危険?カップ麺、コーヒー、トクホコーラ…
2013.10.15
http://biz-journal.jp/2013/10/post_3115.html
危険なコンビニ弁当・惣菜は食べてはいけない?料理=手間のウソ、料理をしないという愚行
http://biz-journal.jp/2014/10/post_6464.html
南清貴『すぐにできる、正しい食、間違った食』(10月29日)
2014.10.29
加熱食品中のアクリルアミド、発がん性と遺伝毒性認められる 即席めん、パン、菓子…
http://biz-journal.jp/2014/11/post_6539.html
2014.11.06
文=小倉正行/国会議員政策秘書、ライター
“超”危険な中国食品、マックやケンタで使用?巨大児や奇形児出産、1歳で胸が異常発達…
http://biz-journal.jp/2014/09/post_5951.html
2014.09.07
危険な食品の実態 菌汚染肉・廃棄肉・豚内臓使用、放射能含有、虫や金属片混入…
http://biz-journal.jp/2014/11/post_7443.html
文=石堂徹生/農業・食品ジャーナリスト
石堂徹生「危ない食品の時代、何を食べればよいのか」(11月23日)