「北の山・じろう」時事問題などの日記

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福島原発事故の放射能汚染の広がり???   2011年06月26日 17時

福島原発事故の放射能汚染の広がり???   2011年06月26日 17時


これを書く気になったのは、あるサイトを見ていたら、日本各地で皆さん計測器を買って、計った数値を報告し合っているのですが、北は札幌から南は沖縄まで、東京と大して変わらないか、大目の数値が報告されていました。

勿論、知識のない個人が計測しているのですから、自治体などの計測のしかたと違っていたり、地上1メートル以下(地表に近い所で計測する)で計測するなど、多少の誤差は、あると思います。

ですから、今後、各地の自治体が「危機感」を持って、計測して全国的な、数字を把握する事が、重要だと思います。
まずは、特に西日本の皆さんに「危機感」を、お持ちいただきたいと思います。

まず、事故の状況を申しますと、水素爆発は終わりましたが、その後
1号機〜4号機プールまで、再臨界に達したり、それが治まったりを繰り返していると思われます。
ですから、放射性物質は、今も尚、大気中に放出され続けている可能性が高いのです。
そして、それがその日の大気の流れに乗って、移動しているのです。
どこかで、雨に降られて地上に降下します。

更に、気流について「誤解」があると、「危険」が理解出来ないと思いますので、説明します。
気流は、一番上のジェト気流から地表まで、何層にも別れています。ですから、例えば高さにより3方向に流れている事もある訳です。
と言う事は、主に地表とジェト気流の間の中間層の空気の流れ方によっては、「放射性汚染物質」は、日本全国どこへでも流れていく可能性が、あるのです。

それを、外国の気象局の予測図で見てください。

※①4月5日から関西に放射能が襲いかかる 風向き反転・ついに大阪・山陰・四国・九州も放射能に汚染されそうです 海外気象局情報

http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/463.html

※②ノルウェー気象研究所・ドイツ気象局・オーストラリア気象局の放射能汚染予測を見る方法
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/461.html

※③参考映像・平成23年3月27日 福島第1原発状況
http://www.youtube.com/watch?v=ZKFGavZ_rf4

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信じる、信じないは、皆さんのご判断です。
しかし、外国の気象予測では、上記①の予測図のように4月上旬の風は、西日本を通過して南に下っています。
と言う事は、このルートに放射性物質が降下している可能性は、十分あるのです。しかも、これは4月上旬だけの話です。

3月に関東一円に放射性物質が降下した時も、似たような風の流れであったと推測されます。

この時の風に乗った雲が、どこまで行ったのか確認した話は聞いていません。あるいは、沖縄まで到達したことを否定する証拠もありません。

北に向かった風に放射性物質が乗って、札幌に降下したのかもしれません。

要は、調べてみないと分からない、と言う事です。


大体、関東の例では、セシウム系の放射性物質が検出されていますので、土壌の調査と、地表面の放射線量の計測は、「必須」と考えます。

これらは、地域住民が自治体に強く働きかけないと実行されません。
関東では、ヤット最近、放射線量の計測が始まりました。政府は、相変わらず、何もしていません。

汚染が、確認されている関東ですら、この有様です。
汚染に無警戒と思われる、西日本の自治体は、言わなければ何もしないと思います。

しかし、沖縄でまで、東京と同じか、又は強い放射線が(非公式に)検出されたそうですので、「危険」の有無を知るためにも、全国的な調査が、必要だと思いました。