日本ガラパゴス化（情報統制と情報鎖国）〜その２

日本ガラパゴス化（情報統制と情報鎖国）〜その２

★日本人を見ていると、本当に情報音痴と言うのか、情報の大切さを理解していないと言うような現象を、たびたび目にします。「そんなの、有り得ないだろう？？？」と言うような記事や見解を新聞や識者が書いたり、言ったりします。

★何でも、欧米が良いとは申しません。しかし、相手の優れている点は、素直に評価する、又は参考にすると言う、ごく常識的な事が日本人にも、日本政府や行政にも出来ません。原発事故の対応を、とってみても、「どうして外国の援助を受けないのだ？？？」と思います。自分たちが、勝手に一流だと思っても、実際に事故が発生してみると「一流」と「二流」の違いは、すぐに分かります。今まで、「一流の核技術を持っている」と国民を誤魔化して来ましたが、私の見るところでは、どうみても二流にしか見えません。核爆弾を保有している国の方が、普通に考えると優れた、核技術を持っていると思います。その上、運用に関しては、２流以下かな？？？と思えてしまいます。

★どうして、こう「ヤスヤス」とマスコミや政府（行政）に日本国民は、騙されてしまうのか？？？
一つには、江戸時代からの「お上意識」が、まだ残っていて、「権力を疑う」と言う外国では、「常識」のことを、理解していないのだと思います。
「徳川家康」の亡霊が、今も日本の社会の中に根強く、残っているのでは、ないかと思います。
「よらしむべし、知らしむべからず」
「頼らせろ、情報を庶民に知らせては、ならない」
このような意識が、日本人の精神の根底に残っているのです。私は、このように考えます。

★つまり、国民が自分で情報や知識を知る、集めると言う事をしないのです。「インテリジェンス」と言うのは、高度で難しいものでは、あります。しかし、「インテリジェンス」を失ってしまったのが、今の日本社会であるように思います。

★日本は、基本的に「外部からの知識や技術」を導入する事で発展してきた国柄です。もう一度、原点に帰るべきではないのか？？？このように思います。

★「情報統制と情報鎖国」、こうしやすい理由は、ハッキリしています。現在、スタンダードは色々な分野において、「英語」で伝えられます。英語の読解能力と聞き取り能力が無いからです。スタンダードな言語能力に欠けるから、結果として情報不足に陥り、政府・行政、マスコミの情報操作に「ヤスヤス」とコントロールされてしまうのです。

★つまり、これからの日本人は、「英語の読解能力と聞き取り能力を高めなければダメです」、と言いたいために、記事を２本も書いた次第です。

★中学校〜大学まで入れると、１０年間英語の勉強をして英語の能力が身に付かない、現在の教育システムには、明白な欠陥が有る事は、誰の目にも明らかです。戦後、６０年以上経過するのに、この欠陥は、一向に改善されません。

★政府と文部科学省の官僚には、かなり？？？と、私は、思っています。国民に、「情報統制と情報鎖国」を強いるために、あえてそうしているのでは、ないのか？？？このような疑問が、当然に湧いてきます。

☆ホームページのご案内
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
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福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
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