「北の山・じろう」時事問題などの日記

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放射能汚染>(秋)気を付ける食品

放射能汚染>(秋)気を付ける食品

 

と書くと、情けなくなります。

「実りの秋」

本来なら、収穫を喜び実りを堪能する季節に、食品の放射能汚染を気にしなければなりません。

 

秋だけでは、ありませんが一番に思いつくのは「キノコ」です。

「キノコ狩り」などは、汚染のある地域では、してはなりません。

それを、子供に食べさせるなどは、「もっての外!」です!!!

 

「川魚」

これも、汚染情報をよく目にします。

「特に、冬の寒い時期より、温かい季節の方が、エサを積極的に食べるので、汚染濃度が高くなる」と言う内容の記事を、毎日新聞が2012年3月頃だと思いますが、記事にしていました。「川・湖・沼などで捕れる川魚」は、汚染地域にあっては基本的に避けるべきでしょう。

 

「米」

これも、生産された地域によっては、汚染がありました。2011年は当然ですが、2012年にも汚染が検出されています。

 

「野や山で採れる食材、川・湖・沼などで捕れる川魚」などは、特に注意が必要です。

 

「近海の回遊魚」からも汚染が検出されています。

なかには、「カドミウム」が検出され、輸入国から送り返された例もあります。

 

「大型の回遊魚」からも、ベクレル換算では少ないですが、汚染が検出されています。

 

河口付近、近海の海の底を生息域にする魚種なども、汚染情報をよく目にします。

 

野菜、果物にも汚染情報があります。

 

などなど書いていくと、危険な食材だらけです。

関東、東北太平洋側は、強弱はありますが汚染されていることを、忘れないで下さい。海の魚については、汚染のピークは2年後だと、最初は言われていました。しかし、放射能汚染水が漏れ続けていたことを考えるなら、当分危険であることになります。

 

海だけではなく、原発からは今も、放射能が漏れ続けています。原発に近い地域の空間放射線量が、当初予想されていたより下がらないのは、これが原因ではないのか??と、個人的には思います。

 

以上の内容については、過去記事に沢山掲載しています。

ここでは、例示しませんが検索すれば見つかる記事もあると思います。

掲載した記事数が多すぎるため、また時間的な理由もあり割愛します。

 

★ご注意

空間放射線量が低下したからと言って、必ずしも安全になったとは限りません。

「空間放射線量」は、外部被ばくの危険性を判断するための数字です。

「内部被曝」の危険性を判断する数字は、「ベクレル」です。「ベクレル」で表示される放射能の汚染がある限り、「内部被曝」と言う意味では危険は継続します。更に場所的に汚染のない、または少ない地域にも放射能汚染食材や汚染された生産物などが流通していますので「内部被曝」と言う意味では危険は、存在します。放射能(放射性物質)を体内に取り込んでしまえば、「内部被曝」することになります。

「外部被ばく」と「内部被曝」は全くの「別物!」です!!!

 (ご参考)

内部被曝と外部被曝を「正しく」理解する
2012年02月21日(院長の独り言)
http://onodekita.sblo.jp/article/54098441.html
内部被ばくをどう評価するのか(1): 私設原子力情報室
2011/10/10 14:55
http://nucleus.asablo.jp/blog/2011/10/10/6144073

 

「ECRR」

欧州放射線リスク委員会 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A

の見解では、内部被曝は外部被曝の「約60倍」危険だと言う事だったと記憶しています。(ICRPの見解と比較して)

 

年間被ばく許容量は、「ICRP」の見解では「1ミリシーベルト」です。

内部被曝と外部被曝を合計しての数字だそうです(中部大・武田教授)。

仮に、内部被曝と外部被曝を半分半分とすると、「ECRR」の見解では、内部被曝は0.5ミリシーベルト×60倍=30ミリシーベルト(年間)の被曝量に換算されることになります。

{外部被曝0.5ミリシーベルト+内部被曝30ミリシーベルト}=30.5ミリシーベルト(年間)の被曝をしたことになります。

 

随分(極端に?)、違いがあります。どちらの基準を参考にするべきかは皆さんが、お考えください。ICRPが言う年間1ミリシーベルトは、ECRRの主張では30.5ミリシーベルトに換算されます(内部被曝と外部被曝を半分半分と考え単純計算した場合)。

団体により、このような数字の違いがあることになります。

どちらにしても、「内部被曝を軽く考えるべきではない」と個人的には思います。

 

 原発事故の影響、食品で薄れる 日本公庫調査 <日本経済新聞
2013-03-13
http://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/20130312/1363016522

 

このような記事を、見ました。

放射能汚染は、今後何十年も続くことです。

チェルノブイリ原発事故の放射能汚染は、今もなお続いています。

事故が起きたチェルノブイリ原発の石棺が経年劣化して、最近新たな石棺の建設に取り掛かりました。環境への放射能漏れを防ぐためです。福島第1原発においては、放射能の封じ込めすら出来ずに、放射能は環境に漏れ続けています。今後、更に警戒するべき時に、警戒感が薄れつつあるように見えます。

 

ウクライナでも、事故から10年後、人々が警戒心を緩めたそうです。その結果は、放射能(放射線被曝)による健康被害の増加だったと言う記事を読んだ記憶があります。原発の過酷事故とは、このように罪深いものです。

 

★ご参考

「春」と大して変わりません。

(春)放射能汚染食品に、ご注意(タケノコ・キノコ・川魚・山菜・近海の魚ほか)と行楽(2012-04)再掲載
2013-04-23
http://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2013/04/23/002717
初の“セシウム汚染”全国マップ!(記事元ZAKZAK)
http://blog-imgs-45.fc2.com/e/a/r/earth4649/x1123.jpg
(汚染図掲載ブログ記事(地球も家族)
http://earth4649.blog89.fc2.com/blog-entry-1095.html

 

 

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