「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

アメリカ共和党VSトランプ

トランプが大統領の座を去った直後は、共和党内ではトランプ支持が、多いようでした。
次の大統領選予備選にトランプが出馬するなら、トランプを支持すると言っていた関係者が多かったのです。

ところが、最近は少し変わったようです。

BBC
トランプ氏が選んだ知事候補、予備選で現職に敗退 米ジョージア州共和党
https://www.bbc.com/japanese/61589360
一部引用>
今秋のジョージア州の知事選に向けて、トランプ氏はデイヴィッド・パーデュー前上院議員共和党予備選に出馬させ、現職のケンプ知事と争わせた。ケンプ知事は、トランプ政権の副大統領だったマイク・ペンス氏が後押しした。

予備選の開票が始まると、パーデュー氏にほとんど票が集まっていないことが明らかになり、開票率が50%に届く前に、ケンプ知事の勝利が確定した
<引用終わり

注目点は、元副大統領のマイク・ペンスが、トランプと反対の立場に立っていることです。
トランプのイエスマンが、トランプに反旗を翻しました。

更に一部引用>
ジョージア州政府の予備選では、2020年大統領選でトランプ氏の再三の要請に応じなかったラッフェンスパーガー州務長官も、トランプ氏が対立候補に推挙した共和党の下院議員を退け、再選に向けて共和党候補となった。

11月の連邦議会中間選挙に向けて、トランプ氏が共和党共和党支持者にどれだけ影響力を維持しているのか推し量るためにも、ジョージア州政府の予備選は注目されていた。
<引用終わり

ジョージア州では、今年秋の中間選挙民主党候補とトランプが推す候補が、戦うようです。(ここでは、トランプ派が勝ちました)

ペンシルヴェニア州でも、上院共和党予備選でもトランプ派の候補者と対立候補と接戦となっているようです。

共和党内に圧倒的な支持を持っていたトランプから距離を置く共和党関係者が増えつつあることは、確かなようです。当然にトランプ派が勝つこともあります。

次の中間選挙では、今のところ民主党の惨敗が予想されています。トランプの推す候補をそこに立てると、民主党は反トランプで結集することは、分かり切っています。
惨敗のはずが、接戦になるかもしれません。

トランプがバイデンに負けた理由は、主にアフリカ系アメリカ人がバイデン支持で団結したからです。

次のアメリカ大統領選も近付いて来ました。
トランプでやったら、また負けるでしょう。
そう言う普通のことに、気が付いた共和党関係者が増えつつあるのだろうと思います。
誰だって?あれは、イヤでしょう、普通?

更には、トランプには功績もありますが弊害の方が、はるかに大きいです。
現在、アメリカ社会では銃による殺人事件が多発しています。その原因を作ったのは、トランプです。
その事に、気が付いたアメリカ人は多いのではないでしょうか?
アメリカ社会の分断を明確に示したのは、トランプの功績です。しかし、それを煽り立て分断を更に大きくしたのはトランプの大罪と言うべきでしょう。

また、コロナ関連では100万人を超えるアメリカ人が死亡しています。トランプは、コロナ対策を全くしないどころか、コロナを拡散させるようなこともしました。

もし、まともな大統領であれば、あるいは死亡者を10~20万人で抑えることが出来たかもしれません。
結果としてトランプは、80~90万人のアメリカ人を殺したことになります。コロナ関連のフェイクニュースを流し続け、コロナ拡大には大きく貢献したのは間違いありません。感染症対策も大統領自ら無視し続けました。

少なくともアメリカ大統領の地位にふさわしい人間ではあり得ず、政治的な権力の近くにいてもいけない政治的・危険人物です。プーチンとも結構、仲が良かったようですし?
独裁者的な傾向は、よく似ています。