4月29日(金)NY市場
29日(現地時間)のNY市場は、大幅下落となりつつあります。ほぼ、2日分の上げ幅を帳消しにしました。
それは、(水)(木)の上昇が自律反発にすぎなかったことを暗示しています。引け値(終値)は、前日比大幅安に終わりました。日足チャートは、ほぼ最悪です。
下降トレンドの流れは、続いていることが推測されます。下降トレンド中にも2~3日くらいの自律反発は、普通にあります。ショートの利益確定(買戻し)により起こります。そして売りなおされるから、再度値が下がります。
今回、日本ではチャート上は「明け三川」と呼ばれるチャート上の反転足が示現しました。東京市場だけなら普通は目先反転です。
一方、NYは今日がカギでした。今日上がれば、自律反発でなく、短期トレンドの反転の可能性が高くなります。
こちらは、チャート上「赤三兵」(正確には違います)と呼ばれます。それが示現せず、大きな陰線(下落)が、示現しました。
簡単に言うと、戻り売りが多すぎて買いきれなかったのであろうと推測されます。日本時間0時ごろで、現物市場はほぼ全面安でした。起きたら、それが更に下落幅を拡大していました。
東京市場で大幅高が示現したのは、超大型資金が押し目買いをしたためであろうと推測します。だから、売り方は売りを控え、値を大きく上げたと推測します。
余りに東京の上昇が大きく力強いものであったのとそこにNYの自律反発が重なったため、完全に推測を誤りました。三日目を見て、判断する大切さを学びました。
私は、東京市場(N225)の昨日時点の適正価格は、26400~26500円くらいであろうと思います。
値上がりが急であったため約300~400円の価格のギャップが出来ています。金曜日のNY上昇を織り込んだ価格になっていました。
直近の最安値の日にギャップが出来てしまいました。
それが、そのまま残っています。
そして、連休中の株価の見通しは、今夜のNY市場の大幅下落により、不安定な予測に変化しました。
トレンドの変化を推測するのは、時期が早すぎました。
価格のギャップやチャート上の「ダマシ」が発生すると逆方向に強烈な圧力がかかるのが、過去の例です。
私が、外国株としてゴールドマンサックス株を買ったのには、二つ理由があります。「買われれば、NYは上昇している。売られればNYは下落している。」このリトマス試験紙のような銘柄です。日本株なら、野村証券です。
二つ目の理由は、アメリカ株の試験的購入です。
どんな値動きをするのか、全然分かりません。それを勉強するために買いました。
金曜日は楽観的だった私の株価予測は、悲観的に変化しました。「おかしいな?」とは思っていました。30万ロスするまでロスカットをためらった理由は、ここにありました。
早めにロスカットして様子を見、金曜日の夜間市場の高値でショートしてみるべきでした。やはり自分の判断を一番大切にしなければならないと思いました。
再来週の月曜日の株価がどうなるかは、来週月曜日の時点では、全く分かりません。来週の中でNYの反転があるかもしれませんし、続落かもしれません。
5月2日(月)は、営業日です。
再来週の5月7日(月)どのような値動きになったかを見てから、ロングするかもう少し待つかを決めるのがベターだと思います。
短期トレンドが一旦出来上がると、それは1~2週間は継続するのが普通です。今回の上昇は、下降途中の自律反発である可能性が高いように思います。昨夜のNY市場がそれを暗示しています。
こうして、毎日株式市場の勉強をしています。
毎日、相場と向き合うと学ぶことばかりです。
そうしているうちに、徐々にトレードのレベルは向上していきます。技術や芸の道と同じです。
☆アメリカの利上げと株価の関係を日記に書きました。
今、自分もそれを思い出しています。
過去の例は、一旦下落します。
その後、年央から年末にかけて年初比較で上昇する傾向があるとの内容です。
☆NY株のデビュー戦は、いきなりのストレート・パンチでした。でも、「永久塩漬け」方針に変更はありません。
時々、気に入った銘柄を買っていこうと思います。
出来るだけ安いところで・・・
ゼロより、半値の方がマシだからです。
せっかく買った株です。含み赤字だから売るなんて?もったいないです!今後は、思いっきり!配当を貰い続けます。まあ?半値は覚悟しています・・・