４月２７日（水）東京株式市場
今日は、ほぼ最安値から始まり、そこでもみ合って値を戻す展開となりました。
すぐ下が、２６０００円のラインですから、流石にロングも抵抗します。ショートも今日は、下を売るのは無理だから値を戻させました。
と、言っても？
先物を使って、強引に買い支えて後場値を上に持っていった印象が強いです。
日中の５分足チャートは、典型的なショートの買戻しのパターンでした。ところが？
１４：５０から、ばりばり下を売られていました。
「嘘チャート」でした。
それは、現物市場が閉まった１５：００過ぎの攻防が示しています。買い支えたロングが投げ売りしていました。明日に先高感があるのなら？当然、売りはしません。
今日投げ売りしたのは、明日に自信がないからだと思います（株価防衛隊）。
一応、自律反発の形は半分出来ました。
これで、明日上に陽線が立てば「明けの三川」と言うチャートの形が完成します。
ただ、仮に出来ても更に上昇する印象はありません。
２７０００円より２６０００円の方が近いですから？
NYと比較しても、やたら東京市場は下げていません。
一日は、出来ても二日は出来ません。
このように無理に価格を維持すると、それが外れ！の時の反動は、強いです。
昨夜の夜間市場は、現物比較で約７００円の暴落でした。
下の４００円は、全然安全な値幅の余裕ではありません。
NY続落なら、一気に２６０００円の下に値段を落とされるでしょう。今日の価格予想は、大体２６０００円です。
４００円、無理に買い上げたことになります。
今夜のNYが、２％程度の続落なら？
２６４００の２％安＝約２５８７２円です。
１％でも、２６１３６円
これに今日下げ渋った分が加算されます。
２６０００円が、いかに脆いものか分かります。
まあ、明日のことは明日になってみないと分かりません。
一応、調べてみました。
次の支持線（サポートライン）は、大体２３０００円～２４０００円付近です。
上昇前、この付近でかなりもみ合っています。
そのゾーンが、下降時下を支持する働きをします。
これは、単に相場の経験則を言っているだけです。
だから、そうなるとは限りませんし？
明日は、自律反発の日かもしれません。
NYの株価は、完全に下に放れています。
普通は、二日は連続して下げることが多いです。
今夜のNY市場、明日の東京市場？どうなりますか？
違う言い方をすると？
NYが、三日連続で下げたら？
凄くヤバイことになるような気がします。
「ド～ン！」と、どうなるんでしょうね？
☆ご参考
リーマンショックの前の戻り相場の高値が約１８０００円でした。暴落後の安値、約７０００円。下落相場の怖さが分かると思います。１年半後くらいに一番底を付けたのが前回の暴落相場でした。
その時のNYダウの高値は、１４０００ドルくらいだったと思います。今回のNYダウの高値？経済成長のある国とない国の違いは、歴然です。
