「北の山・じろう」時事問題などの日記

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株式市場の心理学

心理学と言うほど、大したものではありません。
株式投資の入門書にも書いてあると思います。
ある程度、株式投資を知っている人なら誰でも知っていると思います。

ピークから、どれくらい下押しすると投資家の心に迷いが生じると思いますか。
これは、ごく単純な経験則です。
ピークから、20%下押しすると参加者の心理が強気から弱気に変化すると言われる分岐点です。

大雑把に今回の日経平均のピークを3万円と考えます。
20%下落は、24000円です。
大雑把に、ここら辺を境に弱気に考える投資家が多くなると言われています。
「マイナス10%や15%!そんなの序の口だ!」
と、言っていた人たちが?
「いや~相場大丈夫か?」
と、迷ったり弱気になったり心理が変化するんです。

下落幅が20%を超えて増えるごとに弱気派が増えていきます。
押し目は、拾っとこ。上は止めとこ・・」
単純に買う人が減って、売りたい人が多くなります。
売りたい人が増えると?益々、上を買う人が減ります。
利益確定を急ぐ人も出てくる?上で買ったのを諦めて損きりする。
下がれば、益々先物売りも増えます。

株価が上昇していた時のサイクルが、逆回りし始めます。
これが、下落相場の単純なメカニズムです。

NYでは、もうナスダックは年初来20%以上下落しているそうです。S&P500で10何%だそうです。
NYダウ30は、世界最強の指数ですから、簡単には下がりません。NYダウ30が下落し始めるのは、一番最後で最後の砦が崩れ始めていることになります。

ロイター
アングル:米個人の鉄板トレードに変化、株安でも安値拾いに二の足
2022年4月27日2:11 午後3時間前更新
https://jp.reuters.com/article/wall-street-investors-idJPKCN2MJ085

アメリカの個人投資家は、10数年「押し目買い」だけで利益を上げてきたようです。大体、欧米系の人は順張りする傾向があります。
その人たちが、「押し目買い」ではロスばかり出るので買いを控えてるという内容です。

それは、NYのチャートを見ると、すぐ分かります。
ピークから、値を崩しつつあります。
もし、S&P500がピークから20%下落したら?
それは、アメリカ市場全体が弱気になることを示しています。

まだ、反転上昇する余地は可能性としてあります。
しかし、下落するほどにその可能性は少なくなります。
これは、株式投資の一般常識として心得ておくべきことです。私が個人的に心配するのは?
大抵、逃げ遅れるのは個人投資家だからです。
機関投資家は、株数が多すぎて簡単には逃げられません。
だから、損失補填のために先物を売ります。
機関投資家が、見切り売りを始めたら、アウト!です。
株数が多すぎて、それを買い向かえる人はいません。

暴落相場が始まったら?どうなるのか?
それくらいは、自分で本を読むなりチャートを見るなりして勉強してください。

勉強や研究もせずに、買えば儲かる時代が10年以上続いてきました。
買えば損する時代にどうするのか?
考えて、自分なりの対応方法を準備しておくのが無難だと思います。下落相場が始まると、ファンダメンタルズもテクニカルも通用しません。
それを?
大名行列相場」
と、言います。
「したに~したに~」
と、私が先物投資を始めたころに、ある評論家が書いていました。
なるほど、その通りでした。
皆さん、リーマンショックの時の暴落相場をご存じですか?

私が、ここまでしつこく書く理由は?
私には、リスクが見えるような気がするからです。
もちろん、私の勘違いかもしれません。

 

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社

 

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