「北の山・じろう」時事問題などの日記

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「イギリスの首相かろうじて支持が過半数で、首つながる」とウクライナ問題・2022年06月08日(水)03:14

イギリス与党内で党首(首相)に不信任案が提出され、投票にかけられました。
結果、かろうじて信任投票が過半数を超え、続投が一応決まりました。
その事情については
BBC NEWS JAPAN(イギリス)
https://www.bbc.com/japanese/topics/c95y3gk44nyt

まあ、理由はとんでもないというべきか、お◎かだと言うべきか?賢くないことは、確かです。

しかし、ウクライナにとっては吉報でした。
なにしろ、ジョンソン首相はウクライナ問題に関しては、最初から、イケイケ!でした。
理由は?アメリカの大統領の資質とリーダーシップの問題があります。代わりに当初は、イギリスが積極的にウクライナ支援に動きました。NATO結束を取りまとめたのは、イギリス外交の成功です。

結果として優柔不断な気配のあったアメリカの大統領も西側のリーダーとして戻ってきました。
戻った後のアメリカ大統領は、次々とウクライナ支援を決定し、ウクライナにはアメリカから膨大な支援が行われています。(アメリカの大統領も、イケイケ?になってしまいました?アメリカ人の本質は戦争大好きです)

外交的には、南はトルコから北はフィンランドに至る長大で強力な対ロ包囲網が出来上がりました。
つまり、これは帝政ロシアの南下政策を防いだ大英帝国の外交の現代版です。

そのようなウクライナ紛争とヨーロッパの安全保障に大きな貢献のある、イギリスの首相が今交代されては、困ります。この非常時に党内抗争もないでしょう。平和な時代なら、間違いなく不信任案は可決されていたと思います。そう言った意味での、かろうじての信任決議でした。
BBCのニュースの不足部分を解説いたしました)

そして、ウクライナ支持に関してNATO内の諸国には、温度差があります。
簡単に言うと、ロシアマネーとロシアビジネスに未練たらたらの複数の国と、断固ロシア拒否の国々に分かれます。
未練たらたらの方は、言いません。

断固支援は、イギリスと東ヨーロッパの諸国に多いです。
なかでも強硬派は、ポーランドバルト三国です。この四か国は、旗幟鮮明であり断固ウクライナ支持です。(NATO内4か国軍事同盟がある感がします)
他の東欧の小国も、出来うる限りの支援を行っている国が多いです。
理由は?明日は我が身であり!鉄のカーテンの内側に戻るのは?断固!お断り!だからです。
つまり?鉄のカーテンの内側にいた時代、「ロシア以外の国々はひどい目にあった!」と言うことです。知らないのは、ロシアだけです。殴った方は忘れるけれど?殴られた方は決して忘れない!の分かりやすい例です。
残虐非道な旧ソ連の弾圧を東ヨーロッパの諸国は、忘れてはいません。鉄のカーテン時代の悲劇は、数えきれないほどあります。

西ヨーロッパの諸国とは、真剣度と気合に入り方が全然違います。中には、100人の義勇軍の参加を認めた国もあります。ポーランドは、200両以上の旧式ではありますが旧ソ連製の戦車を提供しました。
極めつけは、リトアニアで市民がトルコ製ドローンの購入のために募金3日で約7億円を集め、ドローンの購入を申し込みました。トルコ企業は、既にその金額分のドローンを無償提供することが決まっています。そのドローンは、リトアニア経由でウクライナに送られます。

このような意味で、非常時にイギリス国内の問題で、ごたごたが起きるのは、迷惑この上ないことなのです。当分、イギリスの首相には、イケイケ!の代表でいてもらわなくては、困るのですね?(人間的にダメでも?断固!反ロシア!の方が、役に立ちます)

ウクライナ東部戦線は、一進一退でややウクライナ不利の流れが続いています。しかし、ここを持ちこたえれば、やがて時はウクライナに味方します。

ウクライナ国民とウクライナ軍の健闘を、祈ります。