「北の山・じろう」時事問題などの日記

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ドイツの踏み絵

このような立場には、なりたくありません。
ドイツが他の西ヨーロッパ諸国から、信用されない理由が二つあります。
一つは、第二次世界大戦当時の過ち。二つ目は?

「ドイツは本当に西側の仲間なのか」英ウクライナ特使
2022年4月28日(木)11時01分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/04/post-98589_1.php

戦後、いつの時代からかドイツはロシア融和政策を採用しそれは、長い間ドイツの外交の基本でした。
ロシアが共産主義の時代ですら、そうでした。

要は、隠れロシア派でした。
ドイツは、冷戦時代東側と国境を接していましたから?
さぞや、ロシアに危機感があるのかと思いきや?
全然、違っていてまるっきりの戦争放棄・軍備放棄で冷戦時代を、のほほんと過ごしてきたようです。
ソ連にゴマすっているんだから?乱暴しないだろ?(しないでください!)」
どうも、今回のウクライナ紛争を契機にドイツを調べてみると、こんな調子みたいです。

前々ドイツ首相は、ロシアの巨大エネルギー企業の顧問的な地位にあり、今現在その地位にあり収入を得ているようです。

前任のメルケル首相は、生まれは西ドイツですが父親の(牧師)赴任に伴い、幼少期に東ベルリンに移住し長い期間東ドイツで生活していたようです。ほぼ、東ドイツ出身と言ってもいいくらいです。だから、メルケルはロシア語に堪能でプーチンと意思の疎通がしやすいのです。ほぼ、プーチンの仲間と言っても過言ではないでしょう。メルケルの時代にドイツの(格安の)エネルギーのロシア依存は高まりました。ロシアへの投資も大幅に増えたと思います。

現在のドイツの経済的繁栄は、ユーロ域内の貿易とロシア貿易が主な理由です。そして、エネルギーはロシアに全面的に依存しています。経済構造が、ロシア全面依存型になっているんです。ロシアがこけたらドイツもこける関係と言ってもいいでしょう。

おまけにドイツ国防軍は、さぞかし強いかと思いきや?
ドイツ在住の日本人の記事によると?
思いっきり「なまくら!」で?
全然、国防の意識なんかないんだそうです。
日本に輪をかけた、平和ボケぶりなんだそうです。
思いっきり、軍事を怠けていたのは軍事予算が証明しています。
NATO加盟国は、GDPの2%を軍事費に充てることが、義務付けられています。ドイツは、1・5%。何言われようと馬耳東風でこれまで無視してきました。

そのような訳で?
危機下のウクライナに「ヘルメット5000個」 武器提供を拒むドイツの苦悩
2022年01月29日(土)08時55分
https://www.newsweekjapan.jp/imai/2022/01/post-13.php

ドイツは、西側諸国から?
「踏み絵」を踏むかどうか?(ウクライナを支援するかどうか?)
厳しい選択を迫られました。
結果、ドイツは「踏み絵」を踏み西側諸国の一員であることを(かろうじて)証明しました。

しかし、ドイツは今後長期にわたり?
NATO諸国やアメリカの信用を失ったのは、確かです。
イギリスの「イケイケ!ドンドン!」とは正反対でした。
(悪いことに、ドイツはユーロ内の嫌われ者です。理由は結果としてユーロ内の経済はドイツの一人勝ちになったからです。ドイツのためのユーロに成ってしまいました。)

連想するのは、フィンランドです。
フィンランドの若き女性首相は、きっぱりと言い切りました。
NATO加盟申請を、今後数週間以内(するかどうかを)に決定する!」
いや~女性らしくて?強くて頼もしい?

フィンランドの首相が、そう言い切れる訳があります。
「なまっくらの、ドイツ国防軍」とは違い?

フィンランド国防軍は、ヨーロッパで最強ではないのか?と噂になるほど強力です。その動員力は、とても人口比では考えられないほど大きいです。人口500万人の国が有事には最大90万人の軍隊を編成することが可能です。その強力な国防軍を背景にフィンランドの首相は、NATO加盟申請を宣言したのです。

同じように東西冷戦時代に東側と国境を接していた国なのに、これほどに違います。
ちなみにフィンランドが、原発を導入したのは、ロシアへのエネルギー依存度を低くするためです。

「治(平和)にあって乱(戦時)を忘れず」

乱を忘れたのは、ドイツ
(あるいは回避しようとしたのかもしれません)

乱を忘れなかったのは、フィンランド
(爪を研ぎ牙を磨き有事に備えていました)

我が、日本や?如何に?

 

 

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