「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

ヨーロッパ・パニック・爆弾作戦<ウクライナ紛争2023年11月

(仮称)ヨーロッパ・パニック・爆弾作戦とは❓

ロシアの軍事侵攻直後、「ロシア&プーチン極悪」+「ウクライナ+ゼレンスキー正義」プロパガンダが一斉に盛大に西側世界に拡散し覆いつくしました。西側のメデイアを総動員していますからこれは、圧倒的な効果がありました。

しかし、ロシア+プーチン恐怖症を引き起こしたもう一つの作戦もありました。

それは❓・・・・・・

「次は、ポーランドだ!バルト3国だ!」

「ロシアの狙いは、鉄のカーテンの復活だ!」(=ワルシャワ条約機構当時の勢力圏を復活させる。)

NATOとの全面対決だ!」

・・・・・・・・・・・・・・

このようなフェイクニュースも大々的に拡散した輩がいます。

これは一分は嘘にならない程度に表のメデイアを使い、主にネットを使って拡散したと思います。

これを仮称「ヨーロッパ・パニック・爆弾作戦」と表記します。

誰かは、知りませんがイギリスは最初からイケイケ!でウクライナ断固支持と支援を煽りまくっていました。

 

「ヨーロッパ・パニック・爆弾作戦」は圧倒的な効果を発揮し、バルト3国・ポーランドチェコ・スロバキアなどはNATOない軍事同盟的に動きイギリスとともにNATOの全面的ウクライナ支持と支援の流れを先導しました。結果としてNATOウクライナ絶対支持と支援の流れが決定されました。

「ヨーロッパ・パニック・爆弾作戦」が、ヨーロッパにパニックを引き起こしそれは成功したと言えます。「NATOウクライナ絶対支持と支援」は今も続いています。

 

当初の目的は、「NATOウクライナ絶対支持と支援」の流れを作り出すことであったと思います。それは大成功したと言えます。

 

しかし❓

戦争が長期化すると、別の側面も出てきました。

NATOウクライナ絶対支持と支援」を止めたくても勝手に止められません。

一旦、参加してしまうと戦争が終わるまで足抜けが出来ません。

 

アメリカとNATOの予定では、「強力な経済封鎖+ウクライナ戦争」でロシアを経済的に崩壊させて叩き潰すことが目的だったと思います。

これは、アメリカとNATOの主要国が同じことを発言していました。

「ロシアが二度とこのような事が出来ないようにする=立ち上がれないようにする」

ところが❓

「強力な経済封鎖」は、裏口が開いていた(中国・インド)ためほとんど効果がありませんでした。ロシアを経済的に崩壊させる作戦は、見事失敗に終わりました。

そして戦争だけが残っているのが、今のウクライナ戦争の現状です。

 

本来ならトータルの作戦が失敗した以上、戦争も幕引きを図らなければなりません。NATOが武器や資金を全面的に負担する戦争ですから、長引くほどにNATOの負担は増えていきます。2022年は10兆円以上(14兆円くらい)戦争につぎ込んでいます。

 

まもなく2年が経過します。3年目に突入しそうな気配です。ロシアの方は、自分の金でやっているので戦争が長引いても、あまり困りません。困るのはアメリカ・NATOの方です。

ここで「ヨーロッパ・パニック・爆弾作戦」の逆効果が出てきました。

余りにも効果的だったために戦争を止めようと言い出せません。

ウクライナが止めると言うまで支援を続けなければなりません。

アメリカ・NATOは「支援地獄」に陥ってしましました。

 

ぼちぼち❓プーチン氏は❓

北叟笑(ほくそえ)んでいると思います。
『ウホウホ!アメリカ・NATOは「支援地獄」か!イイネ!イイネ!』
 
『ロシアは自前の金で戦争しているので困らない。
毎年10兆円以上負担するアメリカ・NATOは長くなるほど疲弊する。
おんぶにだっこのウクライナは、味を占めて戦争を止めない。』
 
これが、「ヨーロッパ・パニック・爆弾作戦」の逆効果です。
今度は、プーチン氏が逆にヨーロッパ経済を叩き潰しにかかるでしょう。
もうNATOが、ロシアに悪いことが出来ないように徹底的に教訓を与えるわけです。
ロシアの方は、戦争が続いた方が都合がいいことが多いです。
武器の生産能力が極端に低下していましたので、これをある程度回復できます。
ロシア軍は、第2次大戦後まともな戦争がなかったので完全アマチュア軍団になっていました。役に立つ軍隊に鍛えなおすには、ウクライナ紛争は丁度いい訓練場所です。ロシアが軍事的な負ける心配は、2023年が終わりに近くなると、ほとんどないことが分かりました。だから、どんどんロシア軍の実戦訓練が出来ます。
 
更には、旧ソ連時代の旧式の古い武器を全部使いきって(=在庫整理)新しく生産する武器と置き換えることが出来ます。戦争がなければ、こんなところに予算は使えません。
 
西側と縁切りになったのでロシア経済は、西側の影響下から脱することが出来ました。その分、中国やインドとの結び付きが出来たのでロシアは困りません。
 
おまけに経済的負担でヨーロッパ経済を痛めつけることが出来ます。当然貧しくなった小国では社会不安が増えて犯罪も増加します。過激右翼が台頭するなどの効果もあります。自由だ民ゆしゅぎだの言っていられなくなると思います。戦争が長引けばヨーロッパの没落は、早くなるかもしれません。
 
こうして見てくると❓
「ヨーロッパ・パニック・爆弾作戦」は戦争の前半には、アメリカ・NATOに圧倒的な効果をもたらしました。
戦争が長くなると、逆効果が出始めて長くなるほどに逆効果が威力を増してきます。
 
ロシアを撃破するための「ヨーロッパ・パニック・爆弾作戦」が、最後はNATOを撃破することになるのかもしれません❓
 
「小汚い悪いことを、企んではダメだ!」と言う教訓のようです。
分かったときは、手遅れのような気もします❓
 
最後は、ロシア&プチン氏が勝利しそうな気配が出てきました。
アメリカのバイデンさんが、2014年ごろから仕込んできた戦争ですからね❓
悪事は、最後には破綻するようですネ❓