「北の山・じろう」時事問題などの日記

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ウクライナの戦況5月18日

2022年05月18日(水)18:24

ロイター
【焦点:ロシア軍は損害甚大、「大規模動員か敗北か」との指摘も】
2022年5月18日2:45 午後
https://jp.reuters.com/article/analysis-donbass-idJPKCN2N408P

CNN
【西へ進攻のロシア軍に「大きな損失」 ウクライナ参謀本部
2022.05.16 Mon posted at 11:07 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35187516.html

newsweek
【ロシア軍、東部ドンバス地域で渡河作戦失敗か ウクライナ軍が反撃】
2022年5月14日(土)12時18分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/05/post-98683.php

【ロシア軍の稀に見る無能ぶりは今後も続く──英国防省分析】
Russian Military Failures 'Likely to Endure' in Ukraine: UK Defence
2022年5月9日(月)17時39分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/05/-----16.php

まあ、ひどい記事ばかりです。
ただし、ロシア軍は大群であり(大軍ではありません)簡単にウクライナ軍が勝利できるわけでは、ありません。ロシアは、持久戦に持ち込むかもしれません。支配地域に防衛陣地を構え防御に転じる可能性もあります。これまでは、前進を試みるロシア軍をウクライナ軍が待ち伏せして防御し攻撃していました。

戦況を大きく変えたのは、やはりアメリカが供与した「M777榴弾砲」の威力によるようです。これによりウクライナ軍は、火力で(部分的に)優位に立ちました。

ウクライナ軍が使い始めた米M777榴弾砲の威力】
How American M777 Howitzers Could Turn the Tide of Ukraine War
2022年5月11日(水)16時53分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/05/m777.php

そしてアメリカ軍もウクライナ西部に偵察機を常時飛行させ、ウクライナの目となり耳となっています。以前は、ポーランド側にいましたが、現在はややウクライナ領空に入り偵察活動を継続中のようです。これにより、ウクライナ軍はロシア軍の動きをリアルタイムで知ることが出来ます。

やはり、ウクライナ軍には兵士の増強が必要です。
現在、訓練中であろうと思われる新兵が実戦配備されるまでには、もう少し時間が必要だと思われます。

ロシア軍は、ほとんど前進出来ていない。
ウクライナ軍は、部分的に占領地域を回復している。
ロシア軍は、大きく装備・人員の面で損害を被っている。

まだ、ウクライナ東部と南部のロシアの占領地域が回復されたわけでは、ありません。これらの地域ではロシア軍の密度が高くなり、簡単に攻略することは出来ないと思います。ただ相変わらずロシア軍は弱く、この点の改善は見られないようです。結局、独裁方式の欠点が出ているようで独裁方式を変えない限り、改善するのはロシアにとって困難だと思います。

そして、ロシア軍の苦戦は?
ロシア軍の退役大佐、国営テレビでウクライナ侵攻を批判
2022.05.18 Wed posted at 10:20 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35187625.html

ロシア国内の退役軍人が、なんとテレビ番組で戦争を批判したそうです。ちなみにこの人物は、退役大佐です。普通なら逮捕・刑務所送りでしょう。つまり、ロシア軍内部には、現在の政権寄りのグループとそうでないグループがある事になります。そうでないグループが声を上げ始めた可能性を示唆しています。

更には?
「犯罪の都」オデーサの親ロ派市長がロシアに反旗
Pro-Russia Mayor of Ukraine's 'Crime Capital' Turns His Back on Putin
2022年5月18日(水)15時25分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/05/post-98704_1.php

元々は、ロシアに好意的であった人々も敵に回りつつあります。ウクライナ軍が軍事的にロシア軍に勝利するには、まだ困難な道のりがあります。
しかし、やがてはロシア国内でも戦争に反対する有力者は出てくると思いますし・
従来、親ロシア的だった人々が徐々に反ロシア的に変化するでしょう。

敵は増え、味方は減る。
こんな状況で戦争に勝てる道理はありません。

そして、推定5万人前後の戦争での死者・負傷者の存在が明らかになるであろうと思います。
葬式は、ロシア全土で行われているでしょうし・・
戦争で戦えなくなった負傷者は治療後、自宅に帰されるでしょう。
どんなプロパガンダに凝り固まった頑固なロシア人でも、身内や親せき・知り合いや友人が戦場での事実を語れば、それは口コミで広がります。

やがては、ウクライナの戦場での出来事を多くのロシア国民が知るようになります。
その後、どうなるかは想像できます・・

日本のメデイアには見られないような記事
4月ごろ、「私の息子の消息を知りませんか?私の夫の消息を知りませんか?」
問い合わせているのは、ロシアの妻であり両親です。
問い合わせ先は、ウクライナの担当部署。
ロシア国内から直接問い合わせできないから、海外のロシア人を経由してウクライナに問い合わせするのだそうです。ウクライナ側は、判明している範囲で回答していたようです。

また、最近読んだニュースでは?
ウクライナ軍にロシア兵の遺体回収専門班がいます。
毎日、ロシア兵の遺体を捜索し発見したら専用の列車の車体を改造した冷蔵庫に保管します。ロシアに遺体の回収を依頼したら拒否されたようです。
そのため、身元の分かる遺体は身元を記録し、身元が不明の場合は身元不明と記録し。
ウクライナの土地に埋葬しているそうです。
ひどいケースでは、重症者をロシア軍が殺害し放置して撤退した例もあるそうです。

 

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