「北の山・じろう」時事問題などの日記

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ウクライナ紛争ー元中国ロシア担当大使の発言

「大国ロシアは過去になる」中国元大使が異例の発言
Russia Heading for Defeat in Ukraine—Former Chinese Ambassador
2022年5月12日(木)17時36分
ジョン・フェン
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/05/post-98670.php

もっとも、この発言は即時削除されたそうです。
しかし、それを見た中国国外の関係者が記事にしました。
これほど、分かりやすい明確なコメントは初めて見ました。中国のロシア大使を務めた元政府高官の見解であるだけに、興味深いものがあります。

この人物の意図は、中国はロシアに深入りするな。
ロシアは衰退し、中国の助けにはならない。
このような意味の自国政府に対する警告だと思います。

ウクライナの前線には、欧米各国の供与する攻撃用の重火器が到着しつつあります。
地上の攻撃型の兵器では、ウクライナ軍が優位に立ちつつあります。簡単に言うと、大砲の射程距離と正確さです。最先端のハイテク大砲を、アメリカが九十門その他の国が十門、合計百門の榴弾砲が供与されました。
その他にも、自走式大砲が供与されています。

これまで戦場で使われていたのは、両軍とも旧ソ連製の古い大砲です。
つまり、ウクライナ軍はロシアの大砲の射程の外からロシア軍に精密誘導の砲弾を撃ち込むことが出来ます。
地上の火力では、優位を確立しました。

ロシア軍は、残虐で民間人を殺しまくっていますが?
ロシア軍の弱さは、総合的に同じです。

結果、ウクライナ軍は徐々に攻勢を強めています。
現在、訓練が進んでいるであろう新兵が戦闘に参加するか銃後の守りに就けるようになると、首都や重要都市の防衛部隊が、攻撃に参加できるようになります。

ウクライナには、つらく過酷な日々は続きますが?
それに耐え抜けば、やがて未来が見えてきます。
反対にロシアの未来は、暗くて過酷なものになるでしょう。

それこそ、中国の属国的な立場に追いやられるかもしれません。仮に、戦争が終結しても西側諸国の経済制裁は続くでしょうし、経済的に破綻すれば核があるだけの貧乏な国家に陥るのは、確かだと思います。
(今ですらGDPで韓国の次の世界十一位です。ロシア国内にまともな産業はありません。製造業の意味で衰退しています。)
ほぼ、北朝鮮と同じようになると思います。あるいは、北朝鮮の方がマシかもしれません。北朝鮮は、外国に侵略戦争をしたりはしません=周囲が強すぎて出来ません。

ロシア国内の技術労働者や頭脳労働者の多くは、ロシア国外に逃れました。未来のロシアを担うべき中核的な人材が大量に流出したことは、未来のロシアにまともな産業すらないことを意味します。

エネルギーと資源と小麦を輸出して、外貨を稼ぎ細々と生活するしか道は、ないでしょう。
ロシアの凍結された国外資産は、ウクライナ復興資金に充当される予定だそうです。国家も個人も同じでしょう。

何しろ、西側諸国の共通認識は、ロシア経済を徹底的に破壊し、二度と立ち上がれないようにすることです。
NATO対ロシアで見れば、NATOが圧倒的に優勢です。
その意味でも、ロシアに勝ち目はありません。

後に人々は思い出すでしょう・・
かつて、ソ連と言う強大な国家がロシアにあった・・・

 

 

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