週末の海外市場
これは、見事にばらばら。
西ヨーロッパの主要市場は、1~2%の大幅上昇。
一方、NY市場は?
ダウが、+0・40%
ナスダックは、ー1・34%
S&Pは、ー0・27%
何故か?西ヨーロッパは大幅上昇で?
NYは、弱含み。
特にS&P500は、アメリカ市場全体を一番反映していると言われています。
NYダウは、アメリカ最強企業30社の指数です。
だから、当然に強い指標です。
ナスダックは、アメリカ市場の先行指標的な指標です。
問題は、先行して値動きする傾向のあるナスダックが大幅に下落している点です。
ここら辺に来週の東京市場を考えるポイントがあるような気がします。
少なくとも、S&P500が小幅安だったということは?
NY市場は、弱含みで週末取引を終えたと言うことです。
☆一応、相場の格言を考えてみます。
相場の格言集とは、過去のコメ相場や株式市場で起こったことの集大成です。誰かが、勝手に作ったものではありません。いわば、経験則を言葉で表現したものです。
過去に何度も、同じような場面が出てきて、結果こうなったことが多いという意味です。
だから、私は相場の格言を一番重視します。
その相場格言のひとつ。
「保ち合い、放れに付け」
「保ち合い」の意味は、相場の方向感がなくなり参加者が迷っている状態を指します。
「放れに付け」とは、やがて上に行くか下に行くかが決まる。決まった方向に付いていきなさい、と言う意味です。
その方向は、多くの市場参加者が決めることです。あるいは、多くの市場参加者が同じ方向に売買するとも言えます。