「北の山・じろう」時事問題などの日記

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NY株式市場について(5月12日)

やはり、バブルの部分が大きかっただけに下げがきついです。東京市場だけ見ていると分からないかもしれません。

NY市場は、3指標とも3月安値を切り下げ、ここ数日毎日のように安値を更新しています。
東京は、まだ3月安値の大分上です。だから、大丈夫と言うことはありません。東京市場とて直近の安値を割り込み、今日はっきり26000の大台を割り込みました。
先物市場では、昨日までと正反対の現象が見られます。
現物の昼休みを利用して指標の買い上げを昨日まではしていました。今日は、逆に下に値段を抑える(売る)傾向が見えます。

昨夜のNY市場は、押し目買い的な買いが見られました。
ショートが、こんな中途半端な位置で買い戻すとは思えませんから、個人投資家中心の押し目買いだと推測します。そのため、前半はゆるゆると上昇し、1%強上昇しました。後半になると下がり始め、終わってみたら前日比、かなりの下落でした。

これには、伏線があり?
私が読んだ記事は、1本だけでしたが大手の銀行(看板は銀行、中身は証券会社)が?
「NY株は、値ごろ感が出てきている」的なコメントを言っていました。それが、ロイターの記事の掲載されていました。他にも似たようなことを言う(NYの)関係者は、いるのではないかと思います。

一方で、「独立系のストラテジスト」は、買っていいのは、食料品を売る企業と日用雑貨を売る企業だけだと言っています。(裏返しに言うと?それ以外買うなと言うことです。)

「独立系のストラテジスト」は、ファンドマネージャーや大きな資金を管理する責任者などにアドバイスしたり指導したりするのが仕事です。独立系の意味は、個人でオフィスを構え、1契約いくらで仕事をしています。(つまり、出来が悪いと仕事がなくなります)

つまり、プロ中の最高のプロが、「独立系のストラテジスト」です。そのような人たちが時々個人投資家向けに簡単なコメントを出し、それが記事になっていることもあります。

つまり?
「大手の銀行(看板は銀行、中身は証券会社)」ではなく。(証券業界寄り)
「独立系のストラテジスト」のコメントを重視した方が無難だと言うことです。(中立)

4月の段階から、「独立系のストラテジスト」のそのようなコメントを見てきました。
私は、日記の中でそれを時々書いています。

チャートを見ても、NY市場の下落のひどさはすぐ分かります。近いうちに1回目の暴落の可能性すら感じます。そこまで行かないと下げ止まるきっかけは、ないと思います。

何故?今期最高益なのに、売られるの?
現在の世界的な政治や経済の情勢により、来期の企業業績が大幅に悪化するのが分かり切っているからです。

株価が未来を織り込む性質があるのなら?
来季の企業業績の悪化がほぼ確実な、今の株価を買うわけがないと思います。

それは、アメリカも日本も他の国も全部同じです。
日本以外の国は、全て金利引き上げに動きつつあります。
市場にジャブジャブ出回っていた、お金の蛇口が細くなります。IMFも今期の経済成長見通しを引き下げています。

中期的に見るならば、株価が上昇する可能性より下落する可能性の方が、より大きいと思います。

自分の株価の都合でではなく、客観的に政治や経済を考えて投資に臨むのがよろしいのではないか?と思う次第です。

「数字は嘘を付かない」

安値が切り下がり、高値が切り下がる。
一番簡単な、下降トレンドの見方です。
上昇の時は、これが反対になります。
もっと簡単な方法もあります。
安値から安値に線(トレンドライン)を書いて上を向いていたら上昇トレンド。
高値から高値に線を引いて下を向いていたら下降トレンド。
株式投資の入門書に書いてあるごく簡単なことです。

 

 

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