「北の山・じろう」時事問題などの日記

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イギリス外交に見る世界政治の潮流

2022年05月14日(土)17:35

ウクライナ紛争を契機に世界の外交を考えるようになりました。と言っても、何となくニュースを見て考えるともなく考えています。

特徴のある外交を展開している国があります。
大英帝国(イギリス)です。
私は個人的にイギリスと言う呼称が好みではありません。
正確な日本語訳は?
ブリテン及び北アイルランド連合王国です。
何故?イギリスなのか?江戸自体の末期に大英帝国の国名を誤訳したのが、そのまま現在に残っています。

多分?
「フー アー ユー?」
「アイム イングリッシュ」
つまり、最初に日本にやってきたのがイングランド人だったのでしょうね?
だから、「私はイングランド人です」と答えたのだと思います。
その時から現在に至る変化
エゲレス→イギリス
笑うしかない馬鹿げた話です。
そのような理由で私の日記では、イギリスを大英帝国と表記します。本来は「大ブリテン連合王国」と表記するべきだと思いますが、流石に現在国内の表記と違いがありすぎて分からないと思いますので、「大英帝国」で代用します。
大英帝国の略称は?「UK」
連合王国の頭文字を、二つ組み合わせたものです。

前振りが長くなりましたが、私にはこのような誤りが許せない性格があります。

まず、通貨ユーロの離脱がありました。
これは、沈みゆく通貨ユーロから逃げ出したということです。通貨ユーロは、今やドイツのためにあるようなものです。大英帝国にすれば、ばからしくて付き合えないでしょう。政治としてのユーロも同じです。ユーロ政府としては政治的権限はなく、二重行政の莫大な運営費用のみが各国に大きな負担を強いています。
ユーロ政府は、行政の無駄の壮大な実験場です。

ここで言うユーロは、軍事同盟体であるNATOとは意味も意義も全く異なります。
NATOは、ヨーロッパの安全保障に大きく貢献しています。

次は、今回のウクライナ紛争に対する対応です。
一番最初に一番過激に反応したのは、大英帝国です。
フランスやドイツとは、正反対です。
大英帝国は、ウクライナを絶対的に支援しロシア包囲網の形成に動いています。
フィンランドとスウエーデンはNATO加盟を近い将来申請する方向です。
フィンランドは、国内調整の詰めをしている段階で数日中に正式な加盟申請をすると思います。
スウエーデンも遅れてそれに続くと思います。

しかし、これにはロシアからの報復的な圧力が当然に予想されます。
大英帝国は、フィンランドとスウエーデンとの間で3か国間事実上の軍事協定を締結しました。両国がNATOの保護下に正式に入る前のロシアの脅威に対する備えです。
BBC
11:39 2022年5月12日
英国、フィンランドスウェーデンと安全保障強化で合意
https://www.bbc.com/japanese/61418062

そして、大英帝国は東アジアでも存在感を高めつつあります。これも、ロシアと中国に対する備えです。
BBC
英日首脳が会談、防衛訓練の円滑化で大枠合意 ロシアへの懸念を背景に
2022年5月6日
https://www.bbc.com/japanese/61343235

大英帝国の外交を見ていると、世界政治の今と近い将来のリスクが見えてきます。
大英帝国の外交的行動は、世界政治のカナリアとも言えると思います。

そして、大英帝国は現在のロシアを、旧ロシア帝国と同一視していることが分かります。プーチンを、スターリンヒットラーと同一視しています。
対応が帝国ロシアが南下政策を取ったときや、第二次世界大戦の時のナチスドイツに対する対応によく似ています。

当時と違う部分は、NATOがありそれと協力していますし過去の危機の時の対応の遅れを反省し、今回は先手で動いています。東アジアでは、日本が西側諸国と同じ側にあります。第二次世界大戦の時とは国際環境が大きく違います。

大英帝国の危機対応は?
「リスクは芽のうちに潰す」戦略です。
芽のうちに潰せなかった場合の備えもしています。
大英帝国の外交に学ぶべき点は、多々あると思います。
(内容を理解してもらえるかどうか?やや疑問もありますが?個人的な日記兼メモ帳みたいなものですので一応、記録しました)

 

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